新TRPGリプレイ①「メアリーの唄」
今回より、新しいD&D3.5版のリプレイをお送りします。システムは前と一緒。ただし、今回は5レベルスタートの中~高レベル帯での冒険がメインとなります。楽しんでいただければ幸いです。なお、文中に意味のわからないD&D専門用語が多数出てきますが、同じTRPGカテゴリの用語集をご覧下さい。
第一回D&D3.5版リプレイ 「メアリーの唄 The Ocean Born Mary」
第一幕 海辺の小村、迫る脅威
舞台は惑星オアース。グレイホークのあるフラネス大陸から遠く離れた、とある大陸の港湾都市トレメンヒュール。商人や船乗り、貴族などが行きかう商業地区のメインストリートに大きな酒場があった。そこにやってくるのは、様々な目的を持った冒険者たち。その日も酒場の丸テーブルのひとつには、5人の冒険者が座って暇を持て余していた。
DM:酒場の主から、みなさんに頼みたい仕事があるようですよ
ディドル:どんな仕事?
DM:いまみんなのいるトレメンヒュールから海沿いに21マイルほど南下したところに、ナッツェイという小さな漁村があるのだけれど、そこで異変が起きているらしい。村から送られてきた使者によれば、海から怪しい生き物がやってくるのだとか・・・
ディドル:(海沿いの寂れた町と聞いた時点で真っ青になった)
ベルトット:インスマ○スか
DM:そいつらは魚と人間をかけ合せたような姿で・・・(ディドル:うわぁぁぁ ベルトット:うへ)
レイモン:なんだ人魚か
ベルトット:まさかのク○ゥルフ・・・
DM:一応依頼書には「サフアグン」と書かれています(深読みしすぎだ君達w)。知識・神秘学のチェックに成功してるのはディドルとアルノーね。
ベルトット:聞いたこともないぜ?
レイモン:人魚だと思うぜ?
エモ:まぁ、人魚なんてすてきですね(にこにこ)
サフアグンとは、別名シー・デヴィルとも呼ばれる凶暴で残忍な海棲の人型クリーチャー。人間は食料か生贄としか見ておらず、頻繁に船や沿岸の共同体を襲撃する。陸上はともかく水中ではかなりの脅威となる。
ベルトット:変な奴らなんてもんじゃないな
エモ:な、なんというw
ディドル:いやまったく素敵ですねハハハ(エモ:あ、あはは~・・・)
ベルトット:あまり泳げないんだが・・・
エモ:私も泳ぎはちょっと・・・
敵の正体を知った途端及び腰な冒険者たち。サフアグンの脅威度は2だが、水中で戦う場合には思うように動けず、呪文も使えない彼らの苦戦は必至。色々相談のうえ、とりあえずサフアグンに関する更なる情報と、ナッツェイの村がインス○ウス化(!)していないかどうかを調べた上で出発することに決定。
DM:いまのところ村に被害はありません。サフアグンは夜、海から上がってきてあちこち歩き回り、なにか探している様子だったらしい
ベルトット:探し物でもしてるのかね
ディドル:小さな村を襲うんならそんなに時間をかける必要は無さそうだけど・・・何かあの辺にあるのかなぁ
DM:2回目に現れた時は、警戒していた村の自警団が追い払ったらしい。しかし本気になれば地上でもサフアグンのほうが強いので、プロの冒険者に依頼してやっつけてもらおうということになったようです
アルノー:報酬は(PT全体で)300GP+危険手当200GP・・・妙に安いね
ベルトット:インビジポーション一個分か・・・
DM:人口150人の村じゃこれが精一杯だよw
エモ:みなさん、お金よりも人助けですよ、うんうん
夕方、船乗りの集まる港湾区の酒場で情報を集めようとするディドル、ベルトット、レイモン。賢者の学院に行ってみるアルノー。お祈りしてるエモw
DM:港湾区にある酒場、「錆びた錨亭(ラスティ・アンカー・イン)」に来ました。仕事にあぶれた船乗りなんかが昼間からたむろしてる、賑やかだけどいかがわしい酒場です
ディドル:中に入る前に、今月のびっくりどっきり呪文の出番のようだな(DM:どっきりするんかw)
レイモン:おい、なんだそのドッキリと書かれた看板は!
ディドルが使った呪文は「ソング・バード」。バードの演奏の効果を+1してくれるという初級呪文である。呪文のお陰か、酔った船乗り相手の演奏は出目10で達成値25という高い数値を叩き出した。
DM:(25っつったら)「記憶に残る上演」ですね。酒場中大喝采です。
ディドル:両手を挙げて喝采に答えます。さんきゅー、さんきゅー
ベルトット:太鼓名人のお陰で、俺まで酒おごってもらえたよ!(ディドルの楽器は太鼓)
その後の情報収集は、演奏が成功したこともあってスムーズに進んだ。ナッツェイの沖合いにあるサフアグンの住処「悪魔の岩礁」は、20年ほど前からトレメンヒュールに出入りする船を悩ませてきたが、つい一ヶ月ほどまえにトレメンヒュールから派遣された海軍との激しい戦闘により、サフアグンの数が激減していたというのだ。しかしサフアグンの数が減ったことと、今まで姿を現すことのなかった海辺の村に彼らの姿が見られたことの関連性についてまでは判らなかった。ついでにレイモンは個人的に探しているアイテム「バルバリア軍旗」に関する情報を集めようとするも、出目が悪くて失敗。
酔った船乗り:旗ぁ? 知らねえなぁ。海賊旗なら知ってっけどな! ガハハハ!
レイモン:あ、いや、そういうの困ります…ほんとすみません、はい(←なぜか卑屈)
酒場のオヤジ:あんたなぁ、船乗りってのは海に住んでるようなもんなんだ。陸(おか)の話なんざ、さっぱりわからねえんだよ。他をあたるといいぜ
レイモン:はい、ほんとすみません、もうきませんから、はい(←やたら卑屈)
一方アルノーは賢者の学院に行くが、時間が遅いこともあって門前払い。その代わり上級職「メイジ・オブ・ジ・アーケイン・オーダー」の転職案内パンフレットを渡されるw 翌日、もう一度訪れて再度資料を検索。ディドルも参加するが・・・
ディドル:じゃあ知識チェックを・・・20D×1=(1)+10=11 おいちょっと待て
DM:(出目1じゃな)ディドルはサフアグンと間違えてクオトアの情報を発見しました。クオトアも半魚人なので、30分くらいしてから気付きました
ディドル:いや似てるけどそれアンダーダーク産だから! すまん、昨日飲みすぎて二日酔いが・・・
レイモン:すみません ほんと昨日は すみません
DM:二人してだめだw
エモ:なんなの、このパーティw
クオトアは地底の水棲種族で、サフアグンに似た邪悪なモンスターである。情報収集を終えた一行は村へ向けて出発。道中は何事もなく、夕暮れ時には村に到着した。
第二幕 寄せる波に唄う少女
村に到着した冒険者たち。海辺を歩きながら村長の家に向かっていると、海岸から歌が聞こえてきた。
DM:砂浜から突き出た岩の上に、12,3歳の女の子が座って歌っています。
?:大きなお船はどこいくの あの波超えて 東の港 愛しいあの娘が待っている
?:小さなお船はどこいくの 灯台見ながら 南の港 家族がみんな待っている
ディドル:この辺りの民謡か何かかな?
DM:小柄ですが、日焼けして元気がよさそうな印象を受ける女の子ですね。ディドルならわかるけど、才能があります。技術的には稚拙ですが、訓練を受ければ伸びるでしょう
レイモン:あれがソーラン節というやつか! 「ニシンきたかとカモメに問えば~♪」
DM:レイモンのは脳内で鳴ってるんでしょう
?:あれ、あんたたち誰? 見ないかっこだね
レイモン:ここはニシン漁が盛んなのかい?(←唐突に何の根拠もない質問)
ベルトット:だまれwww
エモ:w
ディドル:次言ったら頭から海に放り込む
レイモン:ほんとすみません悪ふざけがすぎましたほんと、ほんとすみません
?:ニシン? この辺でよく獲れるのは海老だよ
ベルトット:本当に騎士なんだろうかw (DM:それはみんなが思ってることだ>ベルトット)
アルノー:酒場に行ったあたりからおかしくなったよな
ディドル:(気を取り直して)なかなかきれいな歌を歌ってたけど、この辺りの民謡か何かかい?
?:うん、昔っからここらじゃ歌ってる歌だよ。しばらく前にあんたみたいな楽器持った人が来てさ。才能があるって、声の出し方とか、息継ぎのタイミングとかを教えてくれたんだー
ディドル:む、その人が持ってた楽器は太鼓じゃなかったか?(?:そうそう、太鼓だったよ)
ベルトット:師匠フラグか
ディドル:!
ディドルの師匠はあちこちフラフラしている様子。ディドルは師匠を見つけようとしています。しかし、師匠がこの村にやってきたのはもう2年も前とのこと。
ディドル:えーと・・・そういえば名前を聞いてなかったな。俺はバードのディドルだ
メアリー:あたしはメアリーっての。父さんがつけてくれたらしいけど、生き別れちゃって顔は知らない・・・。ずっとじいちゃんと暮らしてるんだ。
暗くなるから家に帰るというメアリーと別れ、村長の家に向かう一行。家では村長のカラマ、自警団長のヴァンゼックらと打ち合わせを行い、詳しい情報を得る。
カラマ:丁度夕食の時間だし、食べながら話すとしよう
ディドル:ご馳走になってもいいんですか?
カラマ:構わんよ。漁師の食事じゃから、口に合うかはわからんがな! ハハハ
エモ:海老、海老っと♪(すでにイスに座りニコニコ)
DM:メイン料理はこの地方特産の海老を茹でたものに、ハーブソースをかけたものです
レイモン:ニシンはありませんか?(DM:懲りないな、アンタw)
ディドル:すみません、この騎士カブとたまねぎ(安い食事の定番)ばっかり食いすぎて判断力落ちてるんで無視してあげてください!
レイモンの判断力は9。平均以下でペナルティがついてますw 騎士なのにねぇ・・・
海老料理に加え、なぜかレイモンがタッパー(!)に入れて持ってきていたカブの酢漬けを食べながら話を聞く一行。サフアグンを追い返そうとして大怪我を負った村人もいるらしく、早急な対応が求められる。村全体を5人でカバーして守るのは難しいため、明るいうちにサフアグンの本拠地である「悪魔の岩礁」にアタックをかけることで方針が決定。翌日に出発することとなった。
ディドル:サフアグンはなにかを探しているようだって聞いたけど、このあたりに何か特別なものが隠れているとか、そういった伝承や噂話の類はありますか?
カラマ:わしはここで生まれ育ったが、そんな話は聞いたことがないのう。明日、お前さん方を悪魔の岩礁に送る漁師で、ジファイという男もおる。この辺りの海に詳しい男じゃが、おそらくあいつでも知らんじゃろうなぁ
ベルトット:メアリーのおじいさんですか?
カラマ:んむ。血は繋がっておらんが、メアリーを育てたのはジファイじゃ。あのこは孤児なんじゃよ。難破船の生き残りらしいが、12年前に村に流れ着いたんじゃ。拾ったのはジファイじゃが、詳しい事を話さんからなぁ。生まれがどうであれ、子どもは村の宝物じゃよ
翌朝、村長から老練の船乗りジファイが紹介される。ジファイの隣には、昨日歌を唄っていたメアリーもついてきていた。
DM:ジファイは村長よりも年をとって肉は落ちてますが、真っ黒に日焼けしており眼光鋭く動きに無駄がありません
ベルトット:よろしくお願いします
ジファイ:メアリーがいっとった冒険者というのはお前さんたちのことだったか
ディドル:なかなか歌の上手なお孫さんですね
DM:ジファイの顔が心なしか緩みます
ジファイ:そうだろう。あの子の歌の才能は神様が与えてくれたものに違いないんじゃ。
メアリー:もう、じいちゃん! あたしのことはいいから、準備しなよ!
ジファイが準備をするあいだ、さらに情報を得る冒険者たち。メアリーの生い立ちについても、詳しく知ることができた。12年前、船で諸国を巡っていた冒険家リンバー・スカルティの乗った船が悪魔の岩礁でサフアグンに襲われ、全滅した。推測でしかないが、両親はせめて娘だけでも逃がそうと、赤子だったメアリーを小船に乗せて海に流したのだろう。不思議な事に、メアリーが乗せられた小船はサフアグンに襲われる事も外洋の波に飲まれることもなく、ジファイの暮らしていたこのナッツェイの村までたどり着いたらしい。ジファイはそこに、海と航海の女神であるアスプレムの意志を感じ取り、メアリーを育てる決心をしたのだ。船乗りの間では、海の上で生まれた子どもにはアスプレムの祝福があるという。元々船乗りをしていたジファイにとっても、この言い伝えが頭にあったのだろう。
メアリー:それがさ、最近あたし夢を見るんだよね。男の人と女の人が、洞穴の中みたいな暗いところで立ってて、あたしのこと見ながら足元に置いてある鉄の箱みたいなのを手で示すんだ。あれって、あたしの父さんと母さんなのかなぁ?
エモ:(た、たからの匂い)
ジファイ:確信は持てんが、そこはサフアグンどもの棲みかという可能性もある。確認するだけでも、行ってもらえたらありがたい。もしメアリーの見た箱があったら、持ち帰ってくれ。ではそろそろ出発するぞ!
第三幕 突入海底洞窟、そしてネコは投げられた
準備も終り、呪文も選んだ一行は船で悪魔の岩礁へ。途中大型のサメに体当たりされて海に落ちそうになるも、なんとか上陸に成功。ようやくダンジョンへ突入である。
アルノー:偵察役のベルトットにダーク・ヴィジョン。あとはレイモンの頭にライトかな?
レイモン:(バーバリアンのフェルナンに続き)灯台二世
ディドル:何らかの原因でライトが消えたら陽光棒(大きなマッチみたいな松明)使います
DM:ごつごつした自然の洞窟で南側に通路が見えます
ベルトット:では俺が先行して警戒移動。忍び足で慎重に進みます
ディドル:一応部屋の入り口とか扉とか、怪しいところはサーチしたほうがいいぞー
通路の曲がり角、部屋の入り口等を慎重にクリアしていく冒険者たち。クラス特徴の“鎧体得”のお陰で、本来は鈍足な前衛(レイモン)が基本移動速度30フィートの機動性を確保しているため、割と足の速いパーティである。一番遅いのがクレリックのエモで・・・。
エモ:く、くらいところに一人きりはいやですようぉぅ(涙目)
DM:ベルトット、ここで聞き耳をどうぞ(ベルトット:20D×1=(17)+10=27)。その結果なら、通路の右奥からなにやら話し声が聞こえました
ベルトット:奴らか
4体のサフアグンを発見し、臨戦態勢に入る冒険者。先手を取るべく不意打ちをするが、イニシアチブの順番がうまくかみ合わなかったのと、敵との距離が結構あったために不意打ちで攻撃できず移動のみ。最初に部屋に踏み込んだローグのベルトットが孤立してしまう結果に。
ディドル:移動して“勇気鼓舞の呪歌”。突撃を告げる戦太鼓が鳴り響いた(ナレーション)
アルノー:“ヒロイックス”行くよー。レイモンに特技「武器熟練」を付与します
レイモン:よく分からんけどロングソードに熟練したぞ!
エモ:ま、まほうってすごい!w
ベルトット:敵の攻撃を受けそうなので、入り口のサフアグンに“回避”表示。そのあと防御的戦闘でアタック
DM:防御的戦闘だと命中-4されるんで、色々修正して+1だけ残るね
ベルトット:20D×1=(3)+1=4 ここではずれ・・・
DM:じゃあこっちの番だな。サフアグン1,2,4がベルトットを攻撃(エモ:ふ、ふるぼっこww)。元から接敵してた1は全力攻撃で2回いきますんでw
ベルトット:ひどす
エモ:あの人オニよおおお
DM:20D×1=(20)+4=24 あw クリティカルロールを・・・20D×1=(19)+4=23 クリティカル確定ですw
ベルトット:うへ
ディドル:げっ
レイモン:ぶふぅ
DM:さらに他のサフアグンの攻撃も当たって・・・ダメージは計15点です!
ベルトット:ぼすけてー 残り12しかない! 次が耐えられんぞ
いきなり半減するベルトットの体力。大ピンチである。しかし、ここでナイトのレイモンが漢(おとこ)を見せた。
レイモン:では、“気概試し”!
DM:きたかw サフアグン4体のうち3体がレイモンの挑発を受けました
レイモン:そして突撃ぃ。 20D×1=(17)+12=29、キーンなのでクリティカル域! クリティカルロールが20D×1=(15)+12=27 クリティカル確定!
DM:ぎょあ!? ダメージ24点とかw サフアグンの首がスパーンと飛ばされました
ディドル:どう見ても死亡です、本当にありがとうございました
恐るべし、キーンの冴えw その後、ディドルのグリースもうまい位置に決まり、移動を制限されるサフアグン。ベルトットはグリースで転んだサフアグンを斬りつけるも、倒すには至らず。起き上がったサフアグンは、ベルトットには目もくれずに気概試しをしたレイモンに突撃。便利だなぁ気概試し。
DM:レイモンに攻撃!(レイモン:ひい) 20D×1=(4)+4=8 うわ、はずれー
エモ:いいね!
レイモン:(外れと知るなり)ふざけるな! 大声出せ! タマ落としたか!
ベルトット:ってほんとに騎士なのか・・・
レイモン:10秒だ! この障害物は10秒でやっつけろ! とサフアグン3に叫びながら攻撃(←誰だw)
DM:当たってダメージ11点か、さっきベルトットに斬られてたんで、それで倒れます
ベルトット:お、良かった
その後、防御的戦闘を続けながらも2連続で20の目をたたき出したベルトットが、クリティカルでサフアグンの1体を斬り捨てる。さらに、グリースで倒れた敵には攻撃できない、とエセ騎士道を見せるレイモンを尻目に矢を放ち、急所攻撃も入って2体目もベルトットがゲット。終ってみればダメージを受けたのは最初のベルトットのみ、という結果だった。
傷を癒し、部屋を物色してから先に進む一行。たどり着いた先には、最低でも1.5メートル以上の深さの水に入らないと先に進めないという水没エリア。水中戦を警戒し、怖気づく冒険者。まあ無理もない。全員が水泳スキルを持っていない上に、水中ではかなり行動が阻害されて不利になるのだ。
DM:(部屋の見取り図を示しながら)こんな感じ
ディドル:悪夢w 今“スイム”(水泳できるようになる魔法)の存在を知らなかったことを実に後悔した
ベルトット:うう、進みたくはないな・・・
アルノー:ここは泳ぎの得意な人に対岸にロープを結んでもらおうよ(←そんな人いませんw)
ディドル:北斗七星の隣に星が見える(エモ:し、しちょうせー)
不利な戦闘をしたくないのはわかるけど、ビビリすぎだ君たちw その後、ウォーター・ブリージングやウォーター・ウォーキングなどの魔法を使う案も出されるが、とりあえず何か潜んでいないか確かめよう、ということになった。
そこで取り出されたのがエモの持っている魔法のアイテム「バッグ・オブ・トリックスⅠ」。袋の中にはふわふわした毛玉のようなものが入っており、外に出すとネズミやコウモリなどの小動物に変化する。10分程度で消えてしまうが、罠の存在などを探知するサーチマシンとして使うと非常に便利である。
エモ:じゃあ、このバッグ使ってなにか動物を出しましょう~。D100を振って、と・・・コウモリ!
ディドル:来た!バット来た! 水面付近をを飛んでもらって、何か反応しないか見てみるんですよ
DM:ではバットが一番水深の深いところに差し掛かると、下からなにやら腕のようなものが突き出てバチコンとコウモリを撃墜。バットは水面に落下し、消えました
ベルトット:うへw やっぱなんかいる
アルノー:何の腕だったんだろ
エモ:ああ・・・(十字を切る)
DM:視認判定に成功した人がいないので、よく判りませんでした。腕のようなものに撃ち落された、としか・・・
アルノー:動物もう一回行こうかw
ディドル:このウィザード外道である
エモ:もう一匹、出しましょうか!(バッグをがさごそ)
DM:(D100を振って・・・と!?)あああああ、やっちゃった! 出てきたのはネコです! さあどうする、ネコを行かせるのかw
エモ:いやあああああw
ベルトット:うああああああああ
レイモン:(さらっと)投擲は敏捷ボーナスです(ベルトット:投擲・・・)
DM:ひでえww だから都合よくコウモリばっかり出ないってw
アルノー:ネコパンチで応戦してくれるだろう(ひどいw)
エモ:前の、ベルベットに猫を渡します 「どうぞ、投げてください」 目から涙が落ちそうだった(この人もひどいw)
DM:押し付けたww
レイモン:(ネコになって)ニャーン
ベルトット:うっ・・・あまり気がすすまんが仕方ない
エモ:よよよ・・・
ディドル:こんなに苦しいのなら・・・愛など要らぬッ
醜い押し付け合いの続く中、刻々と時間は過ぎていく。そんなにイヤなら投げなければいいのにw しかし、ネコはネコでも魔法のアイテム。10分しかこの世に存在しないのだし、元々そのつもりで出したのだし・・・でも、泳げない生き物を投げる意味があるのか!?
ベルトット:まあいくか。中央に向かって、ぽーい
エモ:ああ!
DM:ばしゃーん。「にゃーにゃー」 ばしゃばしゃ 「にゃっ!?」 がぼっ、ぶくぶく・・・しーん
エモ:なんという描写w
ディドル:引きずり込まれたか。何か生き物がいたようには見えなかったが
レイモン:ニャーン(故)
エモ:さ、別の手段かんがえましょ!
結局、松明よりも消えづらい陽光棒を水中に投げ込んで敵をあぶりだそうという作戦に。これを早く思いついていたら、ネコは死なずに済んだのにねw 何か出てきた場合に備え、ウォーター・ウォーキングなどで戦闘準備をしてから投げ込む。明かりに刺激されたのか、水面に浮かび上がってきたのは・・・
DM:歪んだ人の形のようなシルエットが見えました。それは、おかしな具合に形を変えながら水面に浮き上がってきます。水面に立ち上がったそれは、水が人の形をしているように見えます
アルノー:知識・次元界のチェックに失敗。正体が判りません
DM:2体の水人間は、水面を滑るように動いて近づいてきます。では戦闘開始!
ディドル:一番は私か。じゃあとりあえず“勇気鼓舞の歌”
ベルトット:効くかどうかわからんが、ショートボウで攻撃。20D×1=(17)+4=21、当たったらダメージが3点
DM:さっくり刺さりました。でも本来は発生するはずの急所攻撃はできません(エレメンタルだから、急所ないのよね)
レイモン:とりあえず1体を盾でのブロックに指定。さらに同じやつに“戦いの挑戦”を使う!
エモ:つ[果し状]
DM:相手はレイモンの挑戦に対して反応しません(エレメンタルだからry)
エモ:振られましたね・・・
レイモン:・・・無言でそいつに斬りかかる。20D×1=(13)+10=23、うおっしゃらああ
DM:(腐っても前衛職か)やっぱ高いなぁ、当たりです。ダメージは10点ね。じゃあこっちの番か、レイモンを挟むように移動して攻撃! 1発命中してダメージ7点だ
アルノー:ステップでk-8に移動して、スクロールから“メニー・ジョーズ”使います
DM:半透明の恐竜の顎みたいなのが5つ出てきて敵をかじり始めます。3ラウンドの間、アルノーが集中している限り攻撃し続けて継続ダメージね
ディドル:大盤振る舞いだ
アルノーはメニー・ジョーズを敵(ウォーター・エレメンタル)に集中させて一気に倒そうとするも、DMのセーブの目がすごくてダメージ半減。次のラウンドにはディドルが知識判定に成功し正体が判明するも、相手が水に入っていないのではウォーター・エレメンタルの特殊能力(渦潮変化、水の体得など)が活かせない。
ベルトット:この位置からでいいか。弓で攻撃! 当たってダメージ4点
ディドル:至近距離で撃つと敵の機会攻撃がって遅かったかw
DM:機会攻撃は・・・はずれか! もったいない(ベルトット:ほっ)
レイモン:同じやつに攻撃。20D×1=(10)+10=20、ダメージが14点!
DM:だー、勇気鼓舞の呪歌のダメージ+2がなかったら生きてたのにーw 1体落ちました
アルノー:メニー・ジョーズのダメージ振るよー 6D×5=(3 2 3 1 2)=11
DM:また20が出たw セーブ通してダメージ5点か(しかし2ラウンドで累計13点か。きついな)
エモ:ね、ねこのかたきー!? 当たってダメージ9点!
DM:まだ生きてる。倒れんぞ!
レイモン:とどめだ! ダメージ9点
DM:(ぴったりか)エレメンタルは形が崩れて水に戻っていきました
エモ:こうちゃん(バットのことらしい)、ねこちゃん、かたきはとったよ・・・(遠い目)
DM:出したのあんたでしょうに、ネコキラーめw
ディドル:ところてんも倒したし先へ進もう
今回も怪我をしたのはレイモン一人だけ。なかなか順調じゃないかw まあパーティのレベルに対して弱めの敵ですけどね! レイモンを治療した後、ウォーター・ウォーキングが切れないうちにと先に進む一行。いよいよ最後のエリアである。
ベルトット:(聞き耳して)奴らがいるようだよ
ディドル:部屋入り口くらいまで隊列を維持して進もう
DM:(敵はもうみんな気付いて待ち構えてるからな)えー、じゃあ部屋に入ると・・・(クリーチャーのユニットを並べる)
エモ:な、なんぞ、これえええええ!
ベルトット:うへwwww
DM:もう気付いてるんで、接敵したら戦闘開始ねw みんなイニシアチブ振ってー
ベルトット:とりあえずイニシアチブはとった。先頭に立っちゃってるから、撃ってから下がろう。とりあえず弓を撃って、当たり! ダメージは急所攻撃入れて10点ね
エモ:しかし、あのでっかい生物はなんなんだろう(知識チェックに全員失敗)
レイモン:入り口に立って防御専念
DM:不確定名“巨大なまず”(本当はシー・キャットなのに・・・)が3回攻撃して・・・レイモンのAC25!? 1回しか当たらんわw 硬いなぁ。とりあえず9点です
レイモン:ひぎぃ
防御専念をしたナイトは硬いなぁw こちらの作戦としては、リング・オブ・ザ・ラム(破城槌の指輪)で冒険者を片っ端から水路に突き落としてシー・キャットと強制的に水中戦をさせようと思ってたんだが・・・ウォーター・ウォーキングかかってたら落ちないじゃないか! そのうえ、リング・オブ・ザ・ラムの攻撃は普通の遠隔攻撃と見なされてしまうため、分厚い鎧に阻まれてしまうのだ、これは失敗。
アルノー:5フィートステップで動いて、ヘイスト! 味方全員にかかります(全員:おお・・・!)
エモ:ではこちらもBUFFで。レイモンにプロテクション・フロム・イーヴル!
DM:サフアグンが一斉にレイモンを攻撃して・・・1回しか当たらん! ダメージは3点。そしてサフアグンのクレリックが腕を突き出すと、半透明の山羊の頭が飛んできますw
エモ:(゚Д゚)ぽかーん
ベルトット:回避ー!
DM:力場の破城槌を食らえ! 命中判定が20D×1=(9)+5=14 ちっ、外したか!
ディドル:私の番か。今月のびっくりどっきり呪文その2をお見舞いしてやろう! アルノーに“ハーモニック・コーラス”!
ハーモニック・コーラスは、対象となった術者の有効術者レベルに+2、対象の使う呪文の抵抗難易度(ST)に+2という魔法使いパワーアップ呪文なのだ!
DM:ひでえw なんつう呪文を!
ディドル:絶対に逃がさないよ・・・!
レイモン:なまず2を“盾でのブロック”に指定して保身専念・・・じゃなくて防御専念。待ちたまえ、悪いのは私ではなく猫を召還したこいつだ!
ディドル:いやそんな政治家みたいなこと>保身
エモ:え、猫!?(あせあせ)
DM:(ダイスを振って)うわーーーーちくしょうww D20で20が出ないと当たらないじゃないか!
レイモン:なまずよ、秘書がやったことだ(保身中)
そして、ディドルのハーモニック・コーラスで強化されたアルノーが必殺の呪文を唱える。
ディドル:ドラムをパンパンしながら煽るバード(精神集中)
アルノー:じゃあまずステップで移動。そして“威力最大化”ファイアーボール(音波属性バージョン)を発動!
ベルトット:行けーっ!
DM:ハーモニック・コーラスのせいでセーブ18か。なまず2匹が失敗、通常のサフアグンは4匹中2匹成功、サフアグンクレリックも成功、と。失敗したら42点!? ってことは成功しても21点来るじゃんかw 通常サフアグン全滅だよ!
轟く爆音、炸裂する光。それがおさまった時には、敵の戦力は半減していた。シー・キャットはHPが高いが、それでも瀕死。サフアグンクレリックはセーブを通していなければ即死するところだったw しかし、ダメージを受けたサフアグンは凶暴化する。クレリックなのに、呪文も使わず突っ込んで殴るようになってしまうのだ。うーん、ミスマッチだったなw
ディドル:それは最早音波というには生ぬるい、衝撃波であった
DM:ひどいや!(これほどとは・・・呪文コンボ恐るべし!)
エモ:て、敵に撃たれたくないなぁw
ベルトット:すげえ
エモ:レイモンにキュア・ライト・ウーンズ! 8D×1=(8)+5=13
DM:(完全回復か)ディドルの番だけど、どうします?
ディドル:今へイストかかってますよね? じゃあそろそろレイモンに活躍してもらうとしよう(エモ:そーだそーだー)。今月のびっくりどっきり呪文その3!
DM:まだあるのかw
ディドル:即行アクションで“インスピレイショナル・ブースト”ッ そこから“勇気鼓舞の呪歌”!
説明しよう! インスピレイショナル・ブーストは、勇気鼓舞の歌による攻撃ロールとダメージロールの上昇をさらに+1してくれるのだ! 地味だが使えるBUFF呪文だぞ!
ディドル:サタデーナイト・フィーバーだっ!
ベルトット:では弓でクレリックに・・・呪歌のボーナス足してもはずれー。しかたない、そのまま隠れ身します
レイモン:なまず2にヘイスト入れて全力攻撃! 1回当たってダメージ11点です
DM:ぴったり倒れたー
レイモン:そのまま薙ぎ払って・・・20D×1=(20)+13=33 おどりゃあああ! クリティカルロール20D×1=(13)+13=26 クリティカル確定!
ベルトット:うはw 頼りになる男よ
DM:ダメージは20か。オーバーキルだなw なまず1は両断されてしまいました
レイモン:余ったアクションでサフアグンクレリックに“盾でのブロック”と“戦いの挑戦”を
ディドル:お前はもう死んでいる・・・
エモ:ヘビーメイス落として、ボウをクレリックに。20D×1=(17)+2=19 当たった!
DM:勇気鼓舞の呪歌でダメージ+3だから、6点か
ベルトットは隠れた状態から弓を撃つも、目が振るわずにはずれ。しかし残るはバーサーク状態のサフアグンクレリックのみ。決着は時間の問題だった。
レイモン:2回攻撃して、2回とも当たり! ダメージは計22点です
DM:そのダメージには耐えられんw 落ちました。大して損害がいかなかったなw
エモ:ヒャッハー!!
ベルトット:結構アイテムも使ったし、奥に何かないと大赤字だぞ
終幕 黄金の像と残る謎
死体を漁ったり、奥の部屋を調べたりと物欲開放状態の冒険者たち。まあ無理もない。これまで宝らしい宝を見つけていないのだ。様々な貨幣数百枚、いくつかの指輪、装備品、そしてメアリーが夢で見たらしい金属製の箱を発見する。
ディドル:ヒャッハー! 例のブツだァ!(いい加減NGなのか怪しくなってきた)
レイモン:箱を開けて煙を吸い込むと一気に老化するので注意(浦島かよ)
ディドル:よし、レイモンGO(レイモン:えっ) こういうときは、一番タフな人間があけると相場が決まってるんだっ
ベルトット:GO
エモ:回復なら任せてください、と親指を立てる
レイモン:(みんな冷たい・・・)じゃ、じゃあグボアッとあける
DM:中には一抱えくらいの布に包まれた重いものが入っています
レイモン:箱の中にいたのは…俺でしたぁ~(DM:それ、ジョ○ョのw)
ディドル:ヌケサク乙
ベルトット:(スルーして)中身はなんじゃらほい?
DM:ええとですね、黄金の像です
エモ:きらっきらですね~(笑顔)
アルノー:一気に大金持ち(DM:一応言うが、中身を含む箱の所有権はメアリーにあるぞw)
ディドル:知識チェックしてみるが・・・だめだ。本日のサイコロフィーバータイムはこれで終了です
DM:ヘビのような、鳥のような? おかしな生き物の像ですね。それと箱の中には他に紙切れが入っています。破れた地図の切れ端みたい
サフアグンを殲滅し、宝を手に入れた一行は地上でジファイと落ち合い村へ帰還。心配して待っていたメアリーや村の人たちに報告をする。サフアグンたちは先日の海軍との戦闘でその数を大幅に減らし、なんとかして勢力を盛り返し人間に復讐しようと目論んでいた。指導者であるサフアグンクレリックは、自らが信仰する神セコラの信頼を得るために、ライバル神であるアスプレムの加護を得たメアリーを生贄にしようとしていたらしい。
ディドル:この箱の中身は両親の遺品だし、善としては正直に話しておくべきだと思う
エモ:幼い子には酷ですが・・・見せるほうに賛成
メアリー:この箱、夢に出てきたやつだ! 父さんと母さんがこの箱の横に立ってるのを見たんだよ
エモ:メアリーをいつでも抱きしめられるように、にじりよっておこうかな(じりじり・・・)
メアリー:(箱を開けて中身を見るが)?? なに、これ? ヘビ? 金でできてるみたいだけど・・・
ディドル:実は俺たちにもわからない・・・
メアリー:じいちゃんがあたしの父さんたちは冒険家だったって言ってたから、どこかで見つけてきたのかも。この地図みたいなのも、関係あるのかなぁ。でもこれ、もしお金に換えられるんならあたしにはその方がいいな。じいちゃんに楽させてあげたいし、村で漁に使う船も買えるかもしれない
ベルトット:健気な
ディドル:いい話だなー
エモ:よよよ・・・(涙)
アルノー:確かに家に飾っておくにはちょっと趣味が悪い。ひとまずは預かっておいてもいいのかな?
メアリー:うーん。よかったら、どこかお金に換えられそうなツテを探してくれない? お礼になるかどうか判らないけど、一緒に入っていた地図はあんたたちにあげる
ディドル:それは構わないけれど、地図には見覚えはないのかい?
メアリー:ぜーんぜん。私は冒険に出ようとは思わないし。
ディドル:じゃあ地図はありがたくいただくよ
メアリー:うん、そのかわりその金の像、高く売ってきてね!
エモ:(い、いい子、やなー?)
村長:基本的な所有権はその子にあるから、その像についてはメアリーの言うとおりにしてもらったらいい。ワシらからの報酬は別にお渡ししよう
ディドル:この像はこの子の両親の遺産でしょうし、私たちはそれでも構いません。ですがこの像に彫られている怪物の正体が気になるので、それを調査してからでも構いませんか?
村長:それはそちらで気の済むまで調べてくれ。最終的にお金に換えてもらえるのならかまわんよ
ディドル:というわけで交渉成立で。さて、像の正体を調べる仕事が始まるぞ・・・
ベルトット:そういう事になった
トレメンヒュールへ帰還する一行。そして別れ際
メアリー: 詩人さん、夏の祭りには遊びに来てよ。賑やかにやるには、楽器が出来る人がいたほうが盛り上がるしね
ディドル:夏の祭りか・・・それもそうだな。夏までに腕を磨いて新しい曲でも作っておくよ
DM:今はグレイホーク歴の群羊月。リアルの暦では5月くらいです。あと一月半くらいあるかな
ディドル:しかしこの像、またハゲにボッシュートとかないですよね!?(以前、強力な魔法の指輪を賢者の学院の魔術師に安く買い叩かれた経験がある)
DM:www その辺はまあ、交渉で。では、本日のセッションはここまでにします。おつかれさまでした!
金の像は売れるのか? 地図に描かれた島はどこに? ディドルには何かフラグが立ったのか?w 冒険はまだまだ続くのです。
マスタースクリーンの裏話:サフアグンよえー! いや、こっちの作戦ミスでしたw 元々5レベル相手には不足なモンスターだったし、色々アイテムで増強してるメンツだったからなぁ。次はがんばりますよ! D&Dといえば、ダンジョンハックがメインなのだけれど今回のキャンペーンはなるべくロールプレイ分を入れていきたいなぁ。






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